Nurslens 看護師の職場を読み解く
2つの職場を比べる

療養病棟と特養、看護師の働き方はどう違う?

どちらも長く入院・入所する人がいる職場です。療養病棟は病院の病棟、特養は介護施設で、看護職員の数え方が違います。療養病棟は1日に看護を行う数、特養は常勤換算で数えます。人数を比率にして比べることはできません。

項目ごとの違い

項目
療養病棟
特養

看護職員の人数

療養病棟

【基準】

患者20人ごとに1人以上(1日に看護を行う数)。看護師は2割以上

特養

【基準】

入所者51〜130人で3人以上(常勤換算)。看護師の割合の定めはない

医師

療養病棟

【基準】

患者数に応じた医師の数の標準。夜は宿直が原則

特養

【基準】

置く(人数の定めなし)。

【調査】

医師は常勤換算で平均0.2人(2024・任意回答)

夜

療養病棟

【基準】

看護職員1人と看護補助者1人の計2人でも可。月平均72時間の要件の対象外

特養

【基準】

看護職員の夜勤の定めなし。

【調査】

常に夜勤か宿直の看護職員がいる施設2.6%、看護職員がオンコールで対応する施設90.0%(2021・任意回答)

迷いの点ごとに確かめること

夜勤をやめたい

基準と調査から言えること

  • 【見立て】

    2021年の調査(任意回答)で、常に夜勤か宿直の看護職員がいる施設が2.6%、看護職員がオンコールで対応する施設が90.0%であることから見ると、特養では、夜も看護職員がいる施設は少なく、代わりにオンコールがある施設が多くなります。

確かめること

  • オンコールの回数、呼び出されたときの扱い、手当を確かめます。

医師がそばにいない不安がある

基準と調査から言えること

  • 【見立て】

    2024年の調査(任意回答)で、医師が常勤換算の平均で0.2人であることから見ると、特養では、日中の健康管理や急変したときの最初の判断を、少人数の看護師が担います。

確かめること

  • 嘱託医の来所の頻度と、夜間の医師への連絡方法を確かめます。

子どもの急な休みが多い

確かめること

  • 特養では、オンコールの回数と、子どもの用事と重なったときの扱いを確かめます。療養病棟では、夜勤の回数と、休みの日の代わりの人を確かめます。

看取り

確かめること

  • 特養は、看取り介護加算を算定しているか(看取りを行っているか)を確かめます。

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出典

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出典を確認した日: (一部は2026-10-10)