Nurslens 看護師の職場を読み解く
2つの職場を比べる

老健と急性期一般病棟、看護師の働き方はどう違う?

老健は介護施設、急性期一般は病院の病棟で、看護職員の数え方が違います。老健は常勤換算で、急性期一般は1日に看護を行う数で数えます。人数を比率にして比べることはできません。

項目ごとの違い

項目
老健
急性期一般

施設・病棟の目的

老健

【基準】

居宅での生活を営むための支援が必要な人に、看護、医学的管理の下の介護、機能訓練などを行う

急性期一般

【基準】

入院料1は平均在院日数16日以内、2〜6は21日以内。重症度、医療・看護必要度の要件がある

看護職員の人数

老健

【基準】

看護・介護職員が入所者3人に1人以上(常勤換算)。うち看護職員は7分の2程度

急性期一般

【基準】

入院料1は患者7人ごと、2〜6は10人ごとに1人以上(1日に看護を行う数)。うち看護師は7割以上

医師

老健

【基準】

常勤換算で入所者100人に1人以上

急性期一般

【基準】

患者数に応じた医師の数の標準。夜は宿直が原則。入院料1は常勤医師が入院患者数の10%以上

夜勤

老健

【基準】

看護職員又は介護職員で2人以上(看護職員の定めなし)

急性期一般

【基準】

看護職員2人以上、うち看護師1人以上。月平均72時間の要件あり

迷いの点ごとに確かめること

介護に近い仕事を減らしたい

基準と調査から言えること

  • 【見立て】

    老健の目的と人員の基準から見ると、老健では、退所に向けたリハビリや家族との調整が仕事に含まれやすく、介護に近い業務をどこまで担うかは、施設の人員の厚さで変わります。平均在院日数と重症度の要件から見ると、急性期一般は、入院と退院が多く、受け持つ患者がよく入れ替わる職場と読めます。

夜勤の負担

確かめること

  • 老健は夜勤に看護職員が何人入るかを、急性期一般は夜勤の人数と月の回数を確かめます。

医療処置の経験

確かめること

  • 急性期一般は、病棟の診療科と主な患者の状態を確かめます。老健は、看取り(ターミナルケア)や医療処置をどこまで行うかを確かめます。

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